昇華転写プリントに関する注意点
- 昇華プリント(表面+側面印刷)スマホケースの側面は、画像を印刷したフィルムがプリント時に引っ張られ伸びるため、特に直線ラインデザインに傾き歪み、色が薄くなってしまう現象が起きる場合がございます。多少のずれ(5㎜程度)は許容範囲としていただくか、直線ラインを使用するデザインを避けてください。※下記画像参照
- 昇華プリント(表面+側面印刷)スマホケースは側面のフチまで印刷が可能ですので、側面のフチまで印刷したい場合、アップロードした画像を外側の赤点線の枠まで伸ばしてください。また、外側の赤点線の枠まで画像データが届いていない場合は、側面のフチまでの印刷ができず素材の白色のままとなってしまいますので予めご注意ください。
- 昇華プリント(表面+側面印刷)スマホケースはプリントにより側面部分まで綺麗に印刷を仕上げることができますが、位置精度を苦手とするプリント手法であるためデザインの際に表示されるイメージより印刷位置が最大5mmほどずれてしまう場合がございます。
- 昇華プリント(表面+側面印刷)スマホケースの印刷時、埃やゴミ等の混入により微少のピンホール(黒点)等が発生する場合がございますので予めご了承ください。
- 昇華プリント(表面+側面印刷)スマホケースは内側の四隅に黒ずみなどが残ってしまう場合がございます。これは、3D熱転写により印刷を行う際、スマホケース内側に固定具をはめ込んだときの形跡となります。
- ケース表面の塗装や印刷時に使用するインクには特に毒性はなく、 人体に影響を及ぼすものは使用しておりませんのでご安心ください。 しかし食品ではございませんので、舐める・口に含むといった行為は避けていただくようお願い申し上げます。 ケースの縁などの鋭利な部分ではケガをする危険性も考えられますので、 乳幼児の手が届かないところに保管し、使用・取り外し時には十分ご注意いただきますようお願いいたします。
- 高温多湿の状況は、インクの退色・滲みなどの現象が起こることがございますのでご注意ください。
- 同じ入稿データでプリントした場合でも、素材の個体差により色味やデザインなどが全く同一の仕上がりにならない場合がございますので予めご了承くださいませ。
- 真空昇華は生産工程上、ジグの温度やスタート時の庫内温度などによってUVよりは色味に差が出る可能性があります旨ご了承下さいませ。
お届けした側表面印刷スマホケースが上記の理由により、ご希望の印刷状態にならなかった場合でも、無償での再生産はできませんのでご注意ください。
全ての商品において、実際印刷した商品の色味がデザイン時ブラウザ上で見た目イメージや発注者のイメージと異なるといった理由での無償再生産はお断りしておりますので予めご了承ください。
画面上の色とプリントした実物との色の違いについて
Photoshopや、デザインツールで作成した画面上のスマホケースデザインと実際にプリントした商品とで色のズレが生じる場合がございます。これは現状では仕方がなく、色のズレを少しでも軽減するために我々はいま改善をしています。みなさまが作ったオリジナルスマホケースを思い通りの色でプリントする方法を紹介していきます。
Photoshopなどのデザインツールの画面上の色と、実際印刷した際の製品の色の違い
作成時と実際にプリントしたものとでズレが出やすい色
ズレ幅が大きい色は「紫色」や「ピンク色」や「黄色」などの暖色系です。は思い通りの色が出ないことが多いです。また扱っているプリント方法の一つとして「昇華転写」という手法を用いてスマホケースにプリントするのですが、その昇華転写というプリント方法も色ズレが出てしまうことがあります。それらを解消する方法としては作成時の段階で「カラーのプロファイル設定を合わせる」という解決方法があります。こちらはまだバジェッツでは対応できない状況となっております。ご迷惑おかけしますがご了承下さい。
画像を見ていただいたら分かるように画面上での色と実際プリントした色とでは一目瞭然です・・・。基本的にPhotoshopなどのデザインツールで作成している時よりも色は淡くプリントされる認識を持ってデザイン作成をしていただければ理想のオリジナルスマホケースに近づくはずです!
不透明度の可変、文字・線のサイズイメージ
不透明度の画像の%は、デザインした時(Photoshop上)の「不透明度」の値を変更していったものです。値を下げてもケースへは透過されず、下に白地が引かれた状態で印刷されます。
文字・ラインライズの画像は、デザインした時(Photoshop上)の「文字サイズ(pt)」「ラインサイズ(pt)」の値を変更していったものです。文字、ライン共にサイズが上から1pt〜10ptとなっており、視認できる最低サイズは4ptで、それ以上のサイズを推奨しております。デザインする際は十分ご注意くださいませ。
パステルカラーでの色の違い
スマホリングの場合透明な素材にプリントするため、指定した色に近しい色が出やすい一方、下地が白のスマホケースのにプリントする場合、指定した色よりも濃い色で塗ることをお勧めします。